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色んなジャンルの音楽を語ろう

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2007-06-11-Mon 13:22:22 │EDIT
YouTubeを相手取った著作権侵害訴訟が相次いでいる。音楽出版社のCal IVは、繰り返される著作権侵害の防止措置をYouTubeが講じていないと訴えた。
2007年06月11日 10時37分 更新
 米テネシー州の音楽出版社が6月7日、YouTubeを相手取って集団代表訴訟を起こしたことが、eWEEKの取材で分かった。この会社、Cal IV Entertainmentはティム・マックグロウ、フェイス・ヒルなどカントリーアーティストのナンバーワンヒットシングル14本の著作権を持つ。

 Cal IV Entertainment側は、同社が著作権を持つ楽曲60曲以上がYouTubeでホスティングされていると主張、直接的、間接的著作権侵害と、著作権侵害の代行、助長でYouTubeを訴えている。

 YouTubeに対しては最近、ニュージャージー州交通局(NJTA)が同様の訴訟を起こした。Cal IVの訴えによると、YouTubeは通告を受けてすぐにビデオを削除することで米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に従ってはいるが、繰り返される著作権侵害の防止措置を何も講じていないという。

 訴状では次のように記されている。「YouTubeは、侵害行為を繰り返すYouTube登録者とアカウント所有者の利用を停止させるポリシーの導入および合理的実装を怠っている。YouTubeはまた、過去に通告を受けた作品の侵害状況監視も怠っている」

 YouTubeのビデオ共有サイトをめぐっては、英国のプレミアサッカーリーグやブルーグラスミュージシャンのデビッド・グリスマン氏などが同様の訴訟を相次いで起こしている。

 Cal IVの訴状では、YouTubeで著作権を侵害された作品を見つけ出し、削除された後も再掲載されないようにしておくことが難しい状況を詳しく説明している。ユーザーは無作為にタグを付け、ビデオについての説明を記載できるため、Cal IVが自社の全作品を見つけて削除要求を出すことは不可能だという。

 YouTubeのコンテンツ認証プログラムでは表向き、著作物の今後のアップロードを食い止められるとされているが、たとえCal IVがこれに加入したとしても、毎日のようにYouTubeサイトで自社の著作物が見つかる状況は変わらないだろうとCal IVは主張している。

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