WWEの超スーパースター、ハルク・ホーガン(53=米国)が9日、都内で行われた、愛娘ブルック・ホーガン(19)のデビューアルバム「アンディスカヴァード」の発売イベントに出席した。「父親として、娘の日本でのプロモートに携われてうれしい。彼女の歌は皆さんにも気に入ってもらえるはず」とブルックの歌う姿に目を細めていた。また、ホーガンとIWGPのベルトを懸けて名勝負を繰り広げたアントニオ猪木も出席。猪木は開口一番「元気ですかッ! 元気があればヒットチャートの一番にもなれる!」と叫びエールを送った。
演歌歌手氷川きよし(29)が9日、広島厚生年金会館で00年のデビュー以来、8年目で通算888回目となる公演を行った。初公演は01年7月の東京・中野サンプラザ。以来、毎年100回を超えるコンサートを積み重ね、ハッピーな金字塔を打ち立てた。
この日は、「きよしのソーラン節」「あばよ」のシングル2作品を同時発売したメモリアルデー。「ソーラン節は人生の応援歌で真っ赤に燃える火のイメージ。5年前から歌いたかったのでやっと夢がかなった」。一転して「あばよ」は静かな曲調で「ブルーを基調にして、結ばれない切ない恋心を描いています」。
公演では高さ130センチの赤と青の2本のしゃもじが登場。地元・宮島の厳島神社で幸運の印とされるラッキーアイテムに「しゃもじには『救う』の意味もあって縁起がいいんです」と、はち切れんばかりの笑顔をみせた。
SMAPの香取慎吾(30)が9日、東京・六本木ヒルズで行われた主演映画「西遊記」(澤田鎌作監督、7月14日公開)のプロモーションイベントに出席した。「悟空の日」と銘打ったイベントで、ヒットを祈願してなんと長さ59メートルののり巻きを作成。その後の予告編の上映会にも登場した“香取悟空”は「一番早く見たいのはオレ! すげぇや、コレ!」と気勢をあげた。
香取悟空が六本木で大暴れした。
5月9日=ゴクウの日=と銘打ったPRイベント。香取悟空が「今年から毎年5月9日は何の日ですか?」と会場のチビっ子ら約300人に呼びかけると、「ゴクウの日!」と大歓声で応えられ、満足そうな表情を浮かべた。
「西遊記」は、昨年フジテレビ系で放送したヒットドラマを映画化。ドラマに登場しなかった悟空の最大の強敵、妖怪の金角大王、銀角大王との闘いを描く。昨年10月と今年1月の2回にわたり中国ロケも敢行した。
この日のイベントではヒットを願い、如意棒をイメージした、59メートルののり巻きを完成させた香取悟空。中国ロケについて「半端じゃなかったですよ。見たことのない虫がいる。本気で逃げないと日本に帰れないなって」「1月に行った時、神に見放されたのかっていうぐらいドシャ降りだった」などと過酷な撮影を振り返った。ただ、大雨のシーンはCGで晴れの場面に変わる予定で「僕のお芝居の雰囲気でそれがどこか当てて」と“見どころ”をPRした。
イベント後には、TOHOシネマズ六本木で5分9秒の予告編が上映された。香取悟空も初めて鑑賞し、短時間ながらもスケール感たっぷりの迫力映像に「すげぇーや、コレ! 一番早く見たいのはオレ! なんだか涙が出てきますよ。1シーン1カットごとに、あれがこんなになってるって。沙悟浄、猪八戒、おっしょさん(三蔵法師)みんなで頑張ったのがこんなになったよって。よくやった、オレ!」と興奮。さらに客席に向かって「7月14日(の公開)を目指して、その後も悟空は突っ走ります。皆さんには西遊記の宣伝部となってもらって、宣伝してくれるかな?」と呼びかけ、「いいとも!」と力強い返答をもらった。
澤田監督は「必ず皆さんが面白かったと言ってもらえるモノにしたい」と宣言。今夏、悟空の活躍が日本中を駆けめぐる。
“西遊記巻き”は長さ59メートル、直径59ミリ。孫悟空、沙悟浄、猪八戒、三蔵法師をイメージし、具材にたまご(384個分)、きゅうり(56本)、豚肉(ロース32kg)、お米(140kg)、かんぴょう(800本)を使用した。
この日は5.09メートルの悟空バルーンや西遊記トレーラーもお披露目された。悟空バレーンとともに、トレーラーは全国キャンペーンに出発。全国20カ所以上でキャンペーンを行い、公開日の7月14日に東京に戻ってくる。
この日は「西遊記」のイメージソング「旅人」(6月6日発売)を歌う新人歌手、高杉さと美(21)も登場。同曲を披露し、会場を盛り上げた。