マンダラに見立てた紙に思いをつづる参加者=能美市根上総合文化会館で
音楽を通じてライフスタイルや環境問題を考える「虹の音楽祭 千波万波」が十五日、能美市根上総合文化会館であり、趣向を凝らしたイベントが催された。
「ECOマーケット」ではハチの巣を溶かしてつくった「蜜(みつ)ろうそく」やエスニック雑貨などが販売された。マンダラに見立てた紙に自分の思いをつづるコーナーなども設けられた。ステージでは、ドラム奏者・つの犬(けん)さん、サックス奏者・松本健一さんら五人の即興演奏などがあり、音楽に合わせて振付・演出家の松原東洋さんが舞踊を披露した。
原子燃料サイクル施設と住民らの暮らしをテーマにしたドキュメンタリー映画「六ケ所村ラプソディー」(鎌仲ひとみ監督)の上映もあった。
同音楽祭は環境や平和問題、音楽に関心を持つ人の発表と交流の場として、小松市土居原町の「フルムーンカフェ」が企画。映画上演を企画した白山市の高森まささん(31)は「社会の諸問題を考える機会になれば」と話していた。
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