レッドカーペットに登場したゲスト陣は、ほっしゃん。やムーディー勝山など、なぜかお笑い芸人が多かった。そんな中ひときわ異彩を放っていたのが、SMの女王様キャラで人気急上昇中の“にしおかすみこ”だ。来場者がレッドカーペットにふさわしいファッションで現れたのに対し、にしおかはいつもの女王様ルック。報道陣に「キィーーー」と奇声を発するなど、明らかに場違いな雰囲気だった。それでも、カメラマンからのリクエストに応える形で、得意技の“逆M字開脚”を披露すると、一般の観客からは大きな歓声があがっていた。しかし、あまりに衝撃的な光景に、関係者は冷や汗気味だった。
そんないつもとは違う雰囲気のゲスト陣の後、レッドカーペットに現れたこの日の主役たち。映画が撮影された日本が、ワールドプレミア最後の地となったこともあり、監督も含めた3人は、和装でマスコミと観客の前に現れた。昨年のカンヌ国際映画祭以来、公の場で着物姿を初披露した菊池凛子は、「着物を着ると“凛とした”気持ちになる」とコメント。イニャリトゥ監督は「正直、きついけど、やせて見えるからいいね」と着物の魅力を笑顔で語っていた。
3人組ヒップホップユニット、SOUL’d OUTが27日、東京・北の丸公園の日本武道館で3月7日から全国10都市を回ってきたツアーのファイナル公演を行った=写真。
メンバーにとって初の武道館公演。総立ちの約1万人を前に、メーンMCのDiggy-MO’は「武道館の戦場でバカ野郎になって思いっきりバカ騒ぎしてやろうぜ!」と絶叫。発売中の新曲「GROWN KIDZ」や、ライブ初披露曲「MEGALOPOLIS PATROL」など全23曲をリズミカルに熱唱した。7月に武道館公演のDVDを発売予定。